著者のコラム一覧
本多正識漫才作家

1958年、大阪府生まれ。漫才作家。オール阪神・巨人の漫才台本をはじめ、テレビ、ラジオ、新喜劇などの台本を執筆。また吉本NSCの名物講師で、1万人以上の芸人志望生を指導。「素顔の岡村隆史」(ヨシモトブックス)、「笑おうね生きようね いじめられ体験乗り越えて」(小学館)などの著書がある。新著「1秒で答えをつくる力──お笑い芸人が学ぶ『切り返し』のプロになる48の技術」(ダイヤモンド社)が発売中。

河村たかしさん国政に復帰 今も強く印象に残っていること

公開日: 更新日:

 先の衆議院議員選挙で15年ぶりに国政に復帰された河村たかしさん。私が構成を担当していた朝のワイドショー「痛快!エブリデイ」(関西テレビ)で10年近く国会議員として出演していただいていました。

 キャッチフレーズは「総理をめざす男」。関西の雄弁な芸人さんたちの中に入っても勝るとも劣らない雄弁さと会話術と政治家としての押し出しの強さ。そして楽屋でも本番でも全く変わらない腰の低い対応。ニュース番組をはじめ、いろんな番組で多くの政治家と仕事をしましたが、本番中はニコニコしていても楽屋ではロクに返事もせず、ふんぞり返って秘書が取り仕切っている人たちを数多く見てきていたので、ご一緒した時は「こんなフランクな国会議員もいるんだ」と驚きました。

「国会議員を先生言うから勘違いする者が出てくるんでよ。有権者に選んでもろうた代理人いうことを忘れたらいかんでよ」とよく話しておられました。

 また、やさしい話を難しく聞かせる政治家はたくさんいますが、「例えて言うとじゃね~」と、誰が聞いてもわかるように噛み砕いてわかりやすく独特の間合いと愛嬌のある名古屋弁で政治を知らない人間にでもわかるように話してくださいました。

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    国分太一が「世界くらべてみたら」の収録現場で見せていた“暴君ぶり”と“セクハラ発言”の闇

  2. 2

    清原和博氏が巨人主催イベントに出演決定も…盟友・桑田真澄は球団と冷戦突入で「KK復活」は幻に

  3. 3

    巨人今オフ大補強の本命はソフトB有原航平 オーナー「先発、外野手、クリーンアップ打てる外野手」発言の裏で虎視眈々

  4. 4

    元TOKIO松岡昌宏に「STARTO退所→独立」報道も…1人残されたリーダー城島茂の人望が話題になるワケ

  5. 5

    阿部巨人に大激震! 24歳の次世代正捕手候補がトレード直訴の波紋「若い時間がムダになっちゃう」と吐露

  1. 6

    実は失言じゃなかった? 「おじいさんにトドメ」発言のtimelesz篠塚大輝に集まった意外な賛辞

  2. 7

    高市首相のいらん答弁で中国の怒りエスカレート…トンデモ政権が農水産業生産者と庶民を“見殺し”に

  3. 8

    ナイツ塙が創価学会YouTube登場で話題…氷川きよしや鈴木奈々、加藤綾菜も信仰オープンの背景

  4. 9

    高市首相の台湾有事めぐる国会答弁引き出した立憲議員を“悪玉”にする陰謀論のトンチンカン

  5. 10

    今田美桜「3億円トラブル」報道と11.24スペシャルイベント延期の“点と線”…体調不良説が再燃するウラ