著者のコラム一覧
城下尊之芸能ジャーナリスト

1956年1月23日、福岡県北九州市生まれ。立教大学法学部卒。元サンケイスポーツ記者。82年、「モーニングジャンボ 奥様8時半です」(TBS)の芸能デスクとなり、芸能リポーターに転身。現在は「情報ライブ ミヤネ屋」(読売テレビ)、「朝生ワイド す・またん」(読売テレビ)、「バイキング」(フジテレビ)に出演中。

「手ぶらでは帰れないだろう」火野正平さんはワイドショーの仕事を理解してくれた

公開日: 更新日:

 俳優の火野正平さん(享年75)がこの14日に亡くなっていたことが発表された。所属事務所によると「4月より持病である腰痛の治療に励んでおりましたが、夏の腰部骨折を機に体調を崩し(中略)家族に見守られ穏やかな最期でした」ということだ。

 晩年は俳優業のほかに自転車で日本全国を旅するNHKの番組に14年の長きにわたり出演していて、各地の人々との味わい深いふれあいを見せてくれた。活動休止が続く火野さんのことは本当に心配していた。

 火野さんとは取材を通じてだが、大切な思い出がある。今から30年以上も前のことだ。

 当時、火野さんは正妻と別居状態で自宅に寄り付かず、共演女優と次々に浮名を流していた。僕たちも交際女優十数人との“相関図”をスタジオに掲げて説明していたものだった。

 女優の鳳蘭のマネジャーで、レビューショー・レストランのプロデュースなども手がけていた女性と事実婚状態にあったが、その女性との間に第1子の女児が生まれた頃にも相変わらず共演女優と噂になり、僕たちワイドショースタッフは彼を捜し回っていた。

■関連キーワード

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    阪神・梅野がFA流出危機!チーム内外で波紋呼ぶ起用法…優勝M点灯も“蟻の一穴”になりかねないモチベーション低下

  2. 2

    梅野隆太郎は崖っぷち…阪神顧問・岡田彰布氏が指摘した「坂本誠志郎で捕手一本化」の裏側

  3. 3

    国民民主党「選挙違反疑惑」女性議員“首切り”カウントダウン…玉木代表ようやく「厳正処分」言及

  4. 4

    阪神に「ポスティングで戦力外」の好循環…藤浪晋太郎&青柳晃洋が他球団流出も波風立たず

  5. 5

    本命は今田美桜、小芝風花、芳根京子でも「ウラ本命」「大穴」は…“清純派女優”戦線の意外な未来予想図

  1. 6

    巨人・戸郷翔征は「新妻」が不振の原因だった? FA加入の甲斐拓也と“別れて”から2連勝

  2. 7

    時効だから言うが…巨人は俺への「必ず1、2位で指名する」の“確約”を反故にした

  3. 8

    石破首相続投の“切り札”か…自民森山幹事長の後任に「小泉進次郎」説が急浮上

  4. 9

    今田美桜「あんぱん」44歳遅咲き俳優の“執事系秘書”にキュン続出! “にゃーにゃーイケオジ”退場にはロスの声も…

  5. 10

    参政党のSNS炎上で注目「ジャンボタニシ」の被害拡大中…温暖化で生息域拡大、防除ノウハウない生産者に大打撃