フジテレビ連ドラで月9『119』だけが好調…ドラマレビューからにじむ令和の若者世代からの共感

公開日: 更新日:

 大逆風が続くフジテレビの連ドラの中で唯一、気を吐いているのが、清野菜名(30)主演の月9『119エマージェンシーコール』だ。無料動画配信サービスTVerのお気に入り登録数は93万超え(14日現在)で、ベスト3入りも射程圏内となってきた。

 それ以外のフジ系のGP帯ドラマは、波瑠(33)主演の火9『アイシー~瞬間記憶捜査・柊班~』しかり、香取慎吾(48)主演の木10『日本一の最低男 ※私の家族はニセモノだった』しかり、いずれもベスト10圏外とパッとしない。

「単純に他のドラマが面白くないからかもしれませんが、不買ならぬ、フジは“不視聴”というアンチも大勢出てきましたからねえ」(テレビ誌ライター)

 なのだが、『119』は初回から2月10日放送の第4話まで、世帯視聴率7%台をキープし続けている。SNSを見ても《話が進むほどにどんどん面白くなってます》《今まで見てきた消防・医療のドラマの中で一番リアルに近くて緊張感がある》などなど、高評価。ドラマウオッチャーで芸能ライターの山下真夏氏がこう言う。

■関連キーワード

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    巨人が李承燁コーチ就任を発表も…OBが「チグハグ」とクビを傾げるFA松本剛獲得の矛盾

  2. 2

    農水省ゴリ押し「おこめ券」は完全失速…鈴木農相も「食料品全般に使える」とコメ高騰対策から逸脱の本末転倒

  3. 3

    TBS「ザ・ロイヤルファミリー」はロケ地巡礼も大盛り上がり

  4. 4

    維新の政権しがみつき戦略は破綻確実…定数削減を「改革のセンターピン」とイキった吉村代表ダサすぎる発言後退

  5. 5

    3度目の日本記録更新 マラソン大迫傑は目的と手段が明確で“分かりやすい”から面白い

  1. 6

    国分太一“追放”騒動…日テレが一転して平謝りのウラを読む

  2. 7

    粗品「THE W」での“爆弾発言”が物議…「1秒も面白くなかった」「レベルの低い大会だった」「間違ったお笑い」

  3. 8

    阿部巨人に大激震! 24歳の次世代正捕手候補がトレード直訴の波紋「若い時間がムダになっちゃう」と吐露

  4. 9

    「おまえになんか、値がつかないよ」編成本部長の捨て台詞でFA宣言を決意した

  5. 10

    巨人阿部監督の“育成放棄宣言”に選手とファン絶望…ベテラン偏重、補強優先はもうウンザリ