渋谷凪咲「地獄の果てまで連れて行く」怪演で評価爆上がり!“サイコパスドラマ”大ブームのワケとは

公開日: 更新日:

 ここ最近、地上波ドラマで増えているのがサイコパスものだ。今季は「地獄の果てまで連れて行く」(TBS系)と「私の知らない私」(日本テレビ系)の2作が放送された。

「地獄の果てまで――」では、“あざと可愛いのにウラの顔は大学教授の父親も手が付けられないサイコパス”という設定の渋谷凪咲(28)の怪演が話題に。ちょうど「ススキノ頭部切断事件」の判決のニュースもリンクし、注目度が上がっていた。今後は Netflixの配信一気見による後伸びに期待が高まっている。

 かつては、「奪い愛、冬」(テレビ朝日系=2017年)で夫を追いかける狂気がかった妻を演じた水野美紀(50)や、「ホリデーラブ」(テレビ朝日系=2018年)であざとかわいい“魔性の女”を演じブレークのきっかけとなった松本まりか(40)などが話題になったこともあったが、最近のドラマでは、「怖い女」は単に怖いだけではなく、殺人もいとわないガチのサイコパスな役柄にエスカレートしている。コラムニストの桧山珠美氏はこうしたサイコパスを「ドラマ界の飛び道具」と分析し、こう続ける。

■関連キーワード

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    高画質は必要ない? 民放各社が撤退検討と報じられた「BS4K」はなぜ失敗したのですか?

  2. 2

    気温50度の灼熱キャンプなのに「寒い」…中村武志さんは「死ぬかもしれん」と言った 

  3. 3

    広陵暴力問題の闇…名門大学の推薦取り消し相次ぎ、中井監督の母校・大商大が「落ち穂拾い」

  4. 4

    巨人阿部監督はたった1年で崖っぷち…阪神と藤川監督にクビを飛ばされる3人の監督

  5. 5

    (4)指揮官が密かに温める虎戦士「クビ切りリスト」…井上広大ら中堅どころ3人、ベテラン2人が対象か

  1. 6

    U18日本代表がパナマ撃破で決勝進出!やっぱり横浜高はスゴかった

  2. 7

    日本ハム・レイエスはどれだけ打っても「メジャー復帰絶望」のワケ

  3. 8

    志村けんさん急逝から5年で豪邸やロールス・ロイスを次々処分も…フジテレビ問題でも際立つ偉大さ

  4. 9

    佐々木朗希いったい何様? ロッテ球団スタッフ3人引き抜きメジャー帯同の波紋

  5. 10

    (2)事実上の「全権監督」として年上コーチを捻じ伏せた…セVでも今オフコーチ陣の首筋は寒い