二宮和也×若林正恭「シークレットNGハウス」が好評 心理戦のゲーム企画が流行するワケ

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 昨今、心理戦のゲーム企画が盛り上がりを見せている。テレビでは、「水曜日のダウンタウン」(TBS系)の「電気イスゲーム」をはじめ、「マンゲキマインドマッチ~若手芸人心理王決定戦~」(関西テレビ)、おとぎ話をモチーフにした「おとぎダマし」(日本テレビ系)などの企画や番組が脳裏に浮かぶ。

 一方で、エピソードトークの中から嘘のエピソードを探り合う「ウソカマジカ」(Lemino(R))、地方競馬の的中馬券の獲得者を推測する「馬狼」(さらば青春の光のYouTube企画)といったコンテンツは、ネットメディアから生まれている。そんな時流の中で、前述の「シークレットNGハウス」も制作されたのだろう。

 流行する背景には、大きくふたつの理由が考えられる。ひとつは、テレビ局の番組制作費の減少だ。15年前と比べ、制作費は半分以下に削られたともいわれる。その状況下で、場所移動もなく高い臨場感を生み出せるゲーム企画は非常にコスパが良い。だからこそ、シンプルながら凝ったゲーム性を持つ企画が支持を集めるのではないだろうか。

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