著者のコラム一覧
鎮目博道テレビプロデューサー、コラムニスト、顔ハメ旅人

テレビプロデューサー、コラムニスト、顔ハメ旅人。テレビ朝日で社会部記者を経て、報道・情報系を中心に番組ディレクター、プロデューサーを務め、ABEMAの立ち上げに参画。2019年8月に独立。近著に『アクセス、登録が劇的に増える!「動画制作」プロの仕掛け52』(日本実業出版社)、『腐ったテレビに誰がした? 「中の人」による検証と考察』(光文社)、メディアリテラシーについての絵本『それウソかもよ? うちゅうじんがやってき た!のまき

海外の「衝撃ミステリー系」番組…外国の映像やロケって割に合わなそうだけど?

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 そして、「番組スタッフが現地に飛んだ」みたいなことを言っていても、実際には現地にある日系のコーディネーション会社や番組制作会社に撮影を依頼しているだけで、わざわざ日本から行くケースのほうが少ないかも知れません。なにせアメリカやヨーロッパ、アジアをはじめ、世界中の主だった地域には日本人スタッフのいる制作会社や撮影会社、あるいはコーディネーション会社が存在していますし、コロナ禍のころに「日本から行かず海外に任せる」のが当たり前になってしまいましたしね。日本から行くケースでもせいぜいディレクターひとりだけ、が普通です。

「再現映像」はほとんど国内で撮影されてます。外国っぽく見える場所がいくつかあって、そこで「日本にある外人タレント事務所」のタレントさんが出演して撮影されてます。テレビ業界人が見れば「見慣れた場所と、見慣れた顔」の再現映像ばかりです。

 ということで、残念ながら海外衝撃ミステリー系は、むしろ比較的安く、手軽に作れる番組だというのが真相です。お分かりいただけましたでしょうか。


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