タレント森脇健児さんは右膝の「骨切り術」を決断…「やっぱりまだまだ走りたいんですよ」

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森脇健児さん(タレント/58歳)=大腿骨内顆軟骨損傷・内側半月板損傷

「骨切り術」という手術から3~4カ月たち、だいぶ歩けるようになりました。でも走ることはまだ無理で、ジャンプやスクワットも禁止。和式トイレと“うっかりコケる”のも禁止されています。まだ、ボルトやプレートがガッツリ入っていますよ。

 膝に異変を感じたのは、2024年秋「オールスター感謝祭」(TBS系)のミニマラソンを走らせていただいた帰り、新幹線で京都に着いたときでした。「さあ降りよう」と立ち上がろうとしたら、右膝が痛くて伸びないのです。

「あれ?」と思いました。でも中学、高校と陸上部で、今も走り続けている自分にとって多少の故障は珍しくありません。いつものようにマッサージや整体、鍼やお灸で治ると思っていました。

 ところが、まったく治らないまま4~5日後にフジテレビのバラエティー番組「千鳥の鬼レンチャン」の400メートルサバイバルレースの収録を迎えました。トラック1周ごとに最下位1人が脱落していき、最後まで残った人が勝者という過酷なレースで、案の定、6周が限界でした。「これはまずい」と思い始めたのはその頃からです。

 年末はゲストランナーや特番で走る機会がありましたが、痛みでベストパフォーマンスが出せませんでした。

 年明けに総合病院でMRIを撮ってもらうと「軟骨がなくなっています。骨と骨がぶつかっているから痛いはずですよ」と言われました。そこで「骨切り術」という治療法があることを知りました。人工関節置換術をするにはまだ早い40~50代に向いている治療法です。右膝の骨を切り、ボルトを入れて矯正し、変形した膝関節の痛みを和らげる手術です。

 京都のスポーツ整形外科を紹介され、行ってみると、さらに兵庫県の骨切り術専門の名医を紹介されました。短期間でこの名医にたどりつけたのは、ひとえに「ご縁」だったと思います。

 ただ、「6週間入院してください」と言われたときは引きました。40年の芸能生活でそんなに休んだことないですから戸惑いますよ。でも、冷静に先のことを考えたのです。オファーに対して「走れなくなりました」と言うのは簡単だけれど、それじゃ自分自身が面白くないと。やっぱりまだまだ走りたいんですよ。

 もうすぐ還暦ですし、60歳でバリバリ走って10代のアイドルと競り合っていたら面白いじゃないですか。それに、同年代で膝痛に悩んでいる人に、人工関節にする以外にも骨切り術という治療があることを知ってもらう機会にもなると思って、「やる」と決意しました。

 そうと決めたら、もう明るい未来しかありません。治療とリハビリの日々をカメラで記録し始めました。

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