50アンダーも有り得る?プロの腕が問われる2週連続新規大会のオモシロ企画

公開日: 更新日:

 面白い企画だ。

 今週と来週の2大会は北海道の苫小牧で同一主催者による新規開催2連戦。大会名も異例の長さで、「ISPS HANDA 夏に爆発 どれだけバーディー取れるんだトーナメント」と「ISPS HANDA 夏の決戦・誰が一番強いんだトーナメント」。

 日本ゴルフツアー機構(JGTO)の倉本昌弘副会長によれば、大会主催の国際スポーツ振興協会(ISPS)の半田晴久会長からコース選びの際に「50アンダー出てもいい。とにかくバーディーが出るコースと、絶対にアンダーパーが出ないコース」の両極端を要望されたという。

 14日開幕の大会は御前水GCが舞台。6951ヤード・パー72設定は男子プロにはかなり短い設定だ。これなら50アンダーの優勝スコアもあるかもしれないが、「さすがにそこまでは伸びないでしょう」と、ある大会関係者が言う。

「洋芝のきれいな林間コースで、景観は美しいですが、飛距離が出る今の男子プロには物足りないかもしれません。ドライバーは飛びすぎるとラフまで行くし、第2打で木が邪魔になるホールが多い。つまり、バーディーを量産するには、ピン位置を考えてティーショットをアイアンなどで刻み、第2打でバーディーチャンスのラインにつける。距離がなくても戦略性が求められ、点から点に打っていかなければなりません」

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    【広陵OB】今秋ドラフト候補が女子中学生への性犯罪容疑で逮捕…プロ、アマ球界への小さくない波紋

  2. 2

    NHK「昭和16年夏の敗戦」は見ごたえあり 今年は戦争特別番組が盛りだくさん

  3. 3

    永野芽郁が“濡れ場あり”韓流ドラマで「セクシー派女優転身、世界デビュー」の仰天情報

  4. 4

    有本香さんは「ロボット」 どんな話題でも時間通りに話をまとめてキッチリ終わらせる

  5. 5

    海星・陣内優翔は長崎県初の“完全男”だが…スカウトが「上位獲得」を渋るワケ

  1. 6

    中居正広氏は法廷バトルか、泣き寝入りか…「どちらも地獄」の“袋小路生活”と今後

  2. 7

    綾瀬はるか3年ぶり主演ドラマ「ひとりでしにたい」“不発”で迎えた曲がり角…女優として今後どうする?

  3. 8

    中山美穂「香典トラブル」で図らずも露呈した「妹・忍」をめぐる“芸能界のドンの圧力”

  4. 9

    長崎を熱狂させた海星・酒井圭一さんが当時を語る…プロ引退後はスカウトとして大谷翔平を担当

  5. 10

    安藤サクラ「柄本佑が初めて交際した人」に驚きの声…“遊び人の父”奥田瑛二を持つ娘の苦悩