50アンダーも有り得る?プロの腕が問われる2週連続新規大会のオモシロ企画
面白い企画だ。
今週と来週の2大会は北海道の苫小牧で同一主催者による新規開催2連戦。大会名も異例の長さで、「ISPS HANDA 夏に爆発 どれだけバーディー取れるんだトーナメント」と「ISPS HANDA 夏の決戦・誰が一番強いんだトーナメント」。
日本ゴルフツアー機構(JGTO)の倉本昌弘副会長によれば、大会主催の国際スポーツ振興協会(ISPS)の半田晴久会長からコース選びの際に「50アンダー出てもいい。とにかくバーディーが出るコースと、絶対にアンダーパーが出ないコース」の両極端を要望されたという。
14日開幕の大会は御前水GCが舞台。6951ヤード・パー72設定は男子プロにはかなり短い設定だ。これなら50アンダーの優勝スコアもあるかもしれないが、「さすがにそこまでは伸びないでしょう」と、ある大会関係者が言う。
「洋芝のきれいな林間コースで、景観は美しいですが、飛距離が出る今の男子プロには物足りないかもしれません。ドライバーは飛びすぎるとラフまで行くし、第2打で木が邪魔になるホールが多い。つまり、バーディーを量産するには、ピン位置を考えてティーショットをアイアンなどで刻み、第2打でバーディーチャンスのラインにつける。距離がなくても戦略性が求められ、点から点に打っていかなければなりません」