「なぜゲームをすると頭が良くなるのか」星友啓著

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「なぜゲームをすると頭が良くなるのか」星友啓著

 VR(バーチャルリアリティー)空間でお化け退治する「ゼンジェンス」というゲームは、アメリカの連邦機関FDAによって高血圧の治療法として認可されているという。

 本書は、最新研究から、ゲームの知られざる効能を検証し、現代を生き抜く力としての上手なゲームとの付き合い方を解説。

 シューティングやアクションゲームは、空間認識能力と注意力を高め、さらにゲームをやることでワーキングメモリーや短期記憶の能力も上がることが分かっているという。こうした能力の向上は、理系の力を伸ばすことにも直結するそうだ。

 ほかにも人間関係の構築やメンタルにも良い影響を及ぼすというゲームだが、やりすぎは逆効果。効果が得られる適切なプレー時間や、その科学的な減らし方まで解説。 (PHP研究所 990円)


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