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芋澤貞雄芸能ジャーナリスト

1956年、北海道生まれ。カリフォルニア州ロサンゼルスでテレビ・映画のコーディネーター業を経て、女性週刊誌を中心に30年以上にわたり芸能・スポーツを中心に取材活動を続ける。代表的なスクープは「直撃! 松田聖子、ニューヨークの恋人」「眞子妃、エジンバラで初めてのクリスマス」。現在は、星野源、ディーン・フジオカから羽生結弦、浅田真央まで幅広く取材活動を続ける。日刊ゲンダイDIGITALや現代ビジネスなどで執筆中。ツイッター現代デジタル芸能界一の嫌われ記者 芋澤がぶっちゃける極秘情報

吉岡里帆&小芝風花の電撃移籍で様変わりした芸能プロ事情…若手女優を引きつける“お金”以外の魅力

公開日: 更新日:

 女優の白石聖(26)が11日、自身のインスタグラムで、9年間在籍した「芸映プロダクション」から「フラーム」への移籍を発表した。白石は、志尊淳(30)と高橋文哉(24)がダブル主演した2023年10月期の連続ドラマ「フェルマーの料理」(TBS系)で、高橋の同級生役を演じ、視聴者から好評を得た。そんな有望株が創立66年の老舗芸能プロダクションから、有村架純(32)や吉岡里帆(32)らが所属する人気事務所にあっさり移籍したことで、古参マネジャーにため息をつかせている。駆け出しの頃から苦楽を共にし、二人三脚で役者を手売りしてきた現場マネジャーからすれば、「義理人情はどこ行った?」と衝撃を覚えるようだ。

 もっとも、最近は20代後半から30代後半の若手女優の電撃移籍が珍しくない。昨年4月に吉岡里帆が、所属事務所の芸能業務休止を受けフラームへ移籍した。その8カ月後には、小芝風花(28)が13年間在籍していたオスカープロモーションを退所し、菅田将暉(32)や松坂桃李(33)らが所属するトップコートに移籍した。

 その吉岡は移籍後、TBS系のドラマ看板枠の日曜劇場「御上先生」に、8年ぶりに出演し、来年の大河ドラマ「豊臣兄弟!」では主人公の正室という重要な役も決まっている。また興行収入25億円超えを記録した映画「ファーストキス 1ST KISS」(東宝)にも出演し、目を見張るような活躍を見せている。

 小芝に関しても、オンエア中のNHK大河ドラマ「べらぼう~蔦重栄華乃夢噺~」でこれまでのイメージをかなぐり捨て、“べらぼうに美しい”とSNSで評判を呼んだ花魁役を好演。好感度も爆上がりの小芝には、CMオファーが殺到しているという話だ。

「白石聖に移籍の話が浮上したのは、『フェルマー~』の出演がきっかけだといわれています。このドラマには昨年1月、大手芸能プロを退所し個人事務所を設立した志尊淳と小芝が出演し、年齢的にも近い3人の楽屋周りは大盛り上がりだったと聞いています。そんな小芝の移籍後の活躍を目の当たりにすれば、白石が『私も……』と考えたとしても不思議ではないですよね」(テレビ関係者)

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