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芋澤貞雄芸能ジャーナリスト

1956年、北海道生まれ。カリフォルニア州ロサンゼルスでテレビ・映画のコーディネーター業を経て、女性週刊誌を中心に30年以上にわたり芸能・スポーツを中心に取材活動を続ける。代表的なスクープは「直撃! 松田聖子、ニューヨークの恋人」「眞子妃、エジンバラで初めてのクリスマス」。現在は、星野源、ディーン・フジオカから羽生結弦、浅田真央まで幅広く取材活動を続ける。日刊ゲンダイDIGITALや現代ビジネスなどで執筆中。ツイッター現代デジタル芸能界一の嫌われ記者 芋澤がぶっちゃける極秘情報

吉岡里帆&小芝風花の電撃移籍で様変わりした芸能プロ事情…若手女優を引きつける“お金”以外の魅力

公開日: 更新日:

「若手中堅女優たちの移籍の動きは、まだしばらく続くのではないか」

 フラームとトップコートという芸能事務所について、前出の古参マネジャーは次のように解説する。

「事務所の営業力の高さはもちろんですが、女優たちに評判になっているのは、スタッフたちとの距離感と聞いています。例えばフラームでは、仕事のオファーが来ると、担当者は女優と台本を読み、その役が女優にとって将来的なキャリアになるのか、向き不向きも一緒に考えるというのです。“オイシイ”仕事でも、本人がやりたくないとか、向いてないと思えば迷わず断ることもあるといいますから、信頼関係が重厚に積み重なるというわけです。不倫騒動で引退説まで囁かれた唐田えりか(27)の5年間を陰でサポートし続けたことも、女優たちは“私たちに寄り添ってくれる”と捉えていますから、来年6月で女優デビュー10年となる白石が“フラームなら、私を人気女優に押し上げてくれる”と移籍を決断しても不思議ではないでしょうね……」

 芸能プロダクション関係者の中には、この若手中堅女優たちの移籍の動きは、まだしばらく続くのではないか、と見る向きも少なくない。

「例えばSnow Manのメンバーの映画でヒロイン役を演じ、大河ドラマにも出演経験のある女優Aは、今の小芝の活躍ぶりに特別な思いを抱いていると言われています。また、元人気アイドルグループのセンターを務め、舞台を中心に活動している女優Bも、所属事務所の営業力に頼りなさを感じているとか。これら移籍予備軍の中には、事務所の頭越しに交渉を進めているつわものもいるようですから、移籍の流れは活発化するかもしれません」

 誰もが驚く人気女優の突然の移籍発表のニュースが近々またあるかもしれない。

  ◇  ◇  ◇

 記事中に出てきた吉岡里帆もまた事務所移籍組だ。関連記事【もっと読む】吉岡里帆「最優秀助演女優賞受賞」で“ポスト広末涼子”に躍り出る…事務所移籍から1年で大きく飛躍…では、吉岡のサクセスストーリーについて伝えている。

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