カブス鈴木誠也に「打点王」がグッと近づく吉報 “目の上のタンコブ”スアレスにア・リーグへのトレード情報

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 カブス・鈴木誠也(30)が日本時間24日、本拠地シカゴでのロイヤルズ戦に「2番・右翼」で出場。4打数無安打に終わり、打点は81のまま。ナ・リーグトップ(86)のダイヤモンドバックス・スアレス内野手(34)と5点差で2位につけている。勝負強さを発揮しているスアレスは目の上のタンコブだが、ここにきてそのベテラン内野手の周囲が騒がしくなってきた。

 ダ軍は首位ドジャースと9ゲーム差のナ・リーグ西地区4位。地区優勝はおろか、ポストシーズンの進出争いから大きく後れを取っている。スアレスが今季限りで契約が切れることから、7月末のトレードデッドラインの目玉選手の一人に挙がっているのだ。

 複数の米メディアによれば、多くのチームが長打力と勝負強さを兼ね備えたスアレスに関心を寄せており、中でも熱心なのがヤンキースとマリナーズの2球団だという。

 ヤ軍は主砲ジャッジ(打率.346、36本塁打、82打点)が孤軍奮闘し、526得点はア・リーグトップながら、最激戦の東地区を制するには心もとない。マ軍もリーグトップの39本塁打を放っているローリーに次ぐ長距離砲が不在。両球団とも得点力アップの切り札としてスアレスに白羽の矢を立てた。

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