ドジャースに激震!大谷翔平の“尻拭い役”まさかの離脱…救援陣の大穴はどれだけ打っても埋まらず

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 大谷翔平(31=ドジャース)が止まらない。

 日本時間24日のツインズ戦の一回、相手の先発右腕パダックの変化球を捉えて中越えの37号先制ソロ。自身の持つ日本選手最長の連続本塁打記録を5試合に伸ばし、球団最長にも並んだ。1点を追う九回には2死一塁から申告敬遠で出塁。フリーマンの左前打でサヨナラのホームを踏んだ。

 とはいえ、そんな大谷のバットをもってしてもどうにもならないくらい大きな穴があいた。リリーフ陣の相次ぐ離脱だ。22日に抑え左腕のスコット(31)が前腕に刺すような痛みを覚えて九回に途中降板。左肘の炎症で負傷者リスト(IL)入りしたのに続き、23日の試合では六回から2番手で登板したカスペリアス(26)が右ふくらはぎのけいれんで緊急降板した。

 カスペリアスは大谷が球宴前日会見で「今季すごいと思った選手」のひとりに名前を挙げた右腕。先発にリリーフにここまで30試合に登板して7勝4敗。オープナーとして先発ローテに入っている大谷の後のロングリリーフ、つまり尻拭いを何度も務めていた。

 ドジャースは右肩痛のグラスノー(31)が先発ローテに復帰。左肩を痛めて離脱中のスネル(32)は、すでにマイナーで調整登板。5イニング投げられるようになり次第、戻る予定だ。

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