新装メジャー「全英シニア」は日本勢3選手そろって出遅れ…増田伸洋は途中棄権に
海外男子シニアメジャー今季最終戦、全英シニアオープンゴルフ選手権が24日開幕。舞台は海沿いのリンクスではなく、ロンドン郊外の名門クラブ、サニングデールGC(6682ヤード・パー70)だ。
全英シニアは1987年に創設され、2002年には日本の須貝昇が優勝。翌03年から米シニア「PGAツアーチャンピオンズ」のメジャー大会の1つになった。メジャー昇格後は、T・ワトソン(3勝)やB・ランガー(4勝)、F・カプルスといった日本でもお馴染みの選手が勝っている。
今年から国際スポーツ振興協会(ISPS)がタイトルスポンサーとなり、「ISPS HANDAシニアオープン」として新たな歴史を刻むことになった今大会には、日本から3選手が出場。今季「チャンピオンズ」のシード選手として参戦の藤田寛之(56)、昨年の「日本シニアプロ選手権」優勝の増田伸洋(52)、予選会から勝ち上がった横田真一(53)がメジャータイトルを狙う。
昨年の全米シニアオープン2位の実績が光る藤田は、先月の同大会では予選落ち。調子を落としていたが、今大会も4オーバー112位と大きく出遅れた。横田も2オーバー87位、増田は途中棄権。首位は7アンダーのS・アルカー。