82歳の泌尿器がん専門医が1025キロ踏破 …たどり着いた「歩くことは人生そのもの」という境地

公開日: 更新日:
のぼりを脇に抱えて歩き続ける(C)Dr.カキゾエ歩く処方箋映画製作委員会2024年

 日本対がん協会会長の垣添忠生氏(84)は、現在の国立がん研究センターを中心に泌尿器がん専門医として40年のキャリアを重ねたがん治療のトップランナーで、自らも大腸がんと腎臓がんを克服したがんサバイバー。さらには18年前、最愛の妻を小細胞肺がんで失ったがん患者の遺族でもある。臨床現場を離れた今は歩くことが好きで、2023年に何と82歳で「みちのく潮風トレイル」1025キロを踏破。そのドキュメンタリー映画「Dr.カキゾエ 歩く処方箋~みちのく潮風トレイルを往く~」が来月8日から新宿武蔵野館を皮切りに全国で公開される。がんのあらゆる局面を経験した垣添氏にこれまでのつらさや今の思いを聞いた。 

この記事は有料会員限定です。
日刊ゲンダイDIGITALに有料会員登録すると続きをお読みいただけます。

(残り2,841文字/全文3,136文字)

メルマガ会員
0円/月(税込)
今なら無料で日刊ゲンダイDIGITALの有料会員限定記事と競馬記事をそれぞれ3本試し読みできます!
オススメ!
プレミアム
2200円/月(税込)
日刊ゲンダイDIGITALの有料会員限定記事読み放題。最新の紙面をビューアーで閲覧可。競馬出走表も予想も全部読める。会員限定オンライン講座見放題。会員限定のプレゼントも。
スタンダード
780円/月(税込)
日刊ゲンダイDIGITALの有料会員限定記事が月50本まで読める。
新聞郵送セット割
3550円/月(税込)
プレミアムプランのサービスに加えて新聞も郵送で後日お手元へ。

(価格改定のため10月から3800円/月(税込))

最新のライフ記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    高画質は必要ない? 民放各社が撤退検討と報じられた「BS4K」はなぜ失敗したのですか?

  2. 2

    「二股不倫」永野芽郁の“第3の男”か? 坂口健太郎の業界評…さらに「別の男」が出てくる可能性は

  3. 3

    気温50度の灼熱キャンプなのに「寒い」…中村武志さんは「死ぬかもしれん」と言った 

  4. 4

    U18日本代表がパナマ撃破で決勝進出!やっぱり横浜高はスゴかった

  5. 5

    坂口健太郎に永野芽郁との「過去の交際」発覚…“好感度俳優”イメージダウン避けられず

  1. 6

    大手家電量販店の創業家がトップに君臨する功罪…ビック、ノジマに続きヨドバシも下請法違反

  2. 7

    板野友美からますます遠ざかる“野球選手の良妻”イメージ…豪華自宅とセレブ妻ぶり猛烈アピール

  3. 8

    日本ハム・レイエスはどれだけ打っても「メジャー復帰絶望」のワケ

  4. 9

    広陵暴力問題の闇…名門大学の推薦取り消し相次ぎ、中井監督の母校・大商大が「落ち穂拾い」

  5. 10

    自民党総裁選の“本命”小泉進次郎氏に「不出馬説」が流れた背景