巨人がどれだけ憎くて憎くて仕方がなくても、「さすがは長嶋じゃ!」となってしまった

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“燃える男”、“ミスター”の愛称で国民的人気を誇ったプロ野球巨人監督の長嶋茂雄さんが6月3日、都内の病院で肺炎のために亡くなった。享年89。選手、監督として数々の伝説、逸話を残した「ミスタープロ野球」は身近に接した者だけではなく、ファンにさえもそれぞれの「長嶋茂雄像」を強く印象づけている。

 今回は日刊ゲンダイ特別号「追悼 長嶋茂雄 50人の証言」に収録された元日本サッカー協会副会長の野村尊敬氏による回顧録を特別公開する。 

  ◇  ◇  ◇

 小、中、高と広島大の付属に通っとったが、ここの小、中はサッカーが校技みたいなモンじゃったから、休み時間になるとグラウンドは狭かったけぇ、みんな廊下でサッカーよ。でも広島カープがあるけぇ、圧倒的に野球の方が人気じゃった。

 ワシは小4からソフトボールを使った三角ベースに熱中し、中学は野球部に籍を置いた。3年の時は投手で4番。付属高でも野球部に入ろうと思うとった。ところが数年前に諸事情で廃部になったまま。サッカーも嫌いじゃなかったけぇ、迷わずサッカー部の門を叩いて高校選手権、国体で準優勝したんじゃ。

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