巨人無残な50億円大補強で“天国から地獄”の阿部監督…負けにお決まり「しょうがない」にファン我慢限界

公開日: 更新日:

「もうしょうがないね。マルティネスで勝つか負けるかですから」

 9日の中日戦の九回に守護神マルティネスがまさかの逆転3ランを被弾し、2点リードを守り切れずに敗れた巨人。敗戦後の決まり文句となりつつある阿部慎之助監督の言葉に「ファン」が過激に反応した。

 指揮官の言動を伝えるスポーツ報知のネット記事には、一夜明けた昨10日の午後5時までに240件を超えるコメントが集まり、《何度しょうがないと言うのですか? そんなこと言ってるうちにシーズン終わります》《出た! もう しょうがないね。もうしょうがないねTシャツでも、グッズとして売り出せば??笑笑》《しょうがない これで全てを終わらす監督もうつまらない》と“炎上”したのだ。

 リードした最終回に26セーブ、防御率1.15の絶対的守護神を投入。そのストッパーが打たれれば、「しょうがない」としか言いようがないのは確か。

 それでも、《もうしょうがないから監督代えてくれ》《この監督だけはフォローできない》とさらに手厳しい言葉が並ぶのは、それだけファンの不満が鬱積している証拠でもある。

 今季の巨人はオフに、中日からマルティネス、FAソフトバンクから甲斐拓也を獲得。エンゼルス3Aで30発のキャベッジに田中将大まで補強し、総額50億円超とされる大枚をはたいてリーグ連覇、日本一奪回の陣容を整えたと胸を張った。にもかかわらず、マルティネス以外は機能していると言い難く、甲斐にいたっては“二重”でチームの足かせになってしまっているのが現状だ。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    参政党が消せない“黒歴史”…党員がコメ農家の敵「ジャンボタニシ」拡散、農水省と自治体に一喝された過去

  2. 2

    極めて由々しき事案に心が痛い…メーカーとの契約にも“アスリートファースト”必要です

  3. 3

    遠野なぎこさんを追い詰めたSNSと芸能界、そして社会の冷酷無比な仕打ち…悲惨な“窮状証言”が続々

  4. 4

    ドジャース大谷翔平がついに“不調”を吐露…疲労のせい?4度目の登板で見えた進化と課題

  5. 5

    “お荷物”佐々木朗希のマイナー落ちはド軍にとっても“好都合”の理由とは?

  1. 6

    清水賢治社長のセクハラ疑惑で掘り起こされるフジテレビの闇…「今日からシリケン」と“お触り続行”の過去

  2. 7

    カブス鈴木誠也「夏の強さ」を育んだ『巨人の星』さながら実父の仰天スパルタ野球教育

  3. 8

    千葉を「戦国」たらしめる“超過密日程”は今年の我が専大松戸に追い風になる手応えを感じています

  4. 9

    趣里はバレエ留学後に旧大検に合格 役者志望が多い明治学院大文学部芸術学科に進学

  5. 10

    参政党が参院選で急伸の不気味…首都圏選挙区で自公国が「当選圏外」にはじかれる大異変