木村文乃×ラウール「愛の、がっこう。」低空飛行から涙腺崩壊へ…評価を上昇させた演技力と脚本の凄み
初回のラストに改正風営法を反映した注意喚起のテロップが流れて話題になったが、ドラマ自体の評価はパッとせず。《ラウールのホストが、ビジュ完璧》《ラウールの演技がうまい》などファンと思われるコメント以外は、《純愛を描くのにホストである必要がわからない》《ご都合主義な展開だし、いろいろ古い》など酷評が目立っていた。
ただ、7月31日の第3話放送以降は、《ツッコミどころはあるけど、なかなか面白くなってきた》《不意打ちで泣かされた。もうネタドラマなんて言えない》などと見直す声も増えてきた。実際、8月14日放送の第6話は4.2%と、少し持ち直している。
テレビコラムニストの亀井徳明氏も「確かに第3話からグッと面白くなってきましたよね」と、こう続ける。
「酒向芳さんのド昭和な父、田中みな実さんのテレビ局員でバリキャリな親友など、ステレオタイプなキャラの組み合わせと、どこか1990年代の野島伸司ドラマを思わせるような音楽の入れ方や全体のトーン。でも、メインの2人以外のキャラもちゃんと意味を持って動き出した感があるのが第3話でした。ヒロインの婚約者“川原ナニガシ”もキモくていい味ですし」