桑田佳祐も呆れた行状を知っていた? 思い出されるトラブルメーカーぶりと“長渕ソング騒動”
当時、現場などで取材したマスコミ関係者がこう詳しく振り返る。
「歌詞のどこにも長渕剛の名前があるわけじゃないのですが、女癖が悪く、ふん反り返った男と歌い、『天才奇才とおだてりゃエテ公はいつでも木に登る』などとあって、さらに『儲かる話とクスリにゃ目が無いバカヤロ様』の箇所がこのリリースの翌95年、大麻取締法違反で現行犯逮捕された長渕の素行とだぶるのではないかと見られたのです。また『どこかでパクッた小言を連呼する』が、長渕の起こした盗作疑惑騒動とも似ていなくもなかった。長渕主演のTBS系ドラマ『RUN』(1993年)の主題歌にもなった同タイトルシングル曲の歌い出し部分が書家の相田みつを氏の詩集からの盗作ではないかとの騒ぎがあり、遺族側の確認に長渕がこれを認めて謝罪したという騒動があったんです。長渕は桑田のこの曲に対して『俺への当てつけだ。喧嘩を売ってる』と激高したとされます」
真相はともかく、とんだトラブルメーカーとして世間にも知られていたわけだが、「その当時と現在と、やっていることは変わらないんじゃないか」と、この当時から長渕を知る関係者の一部には、見えるらしい。