「からさんの家」小路幸也著

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「からさんの家」小路幸也著

 3年前、伽羅は息子の結婚相手の養女だったまひろと同居を始めた。詩人であり文筆家であり画家でもある伽羅にとって、まひろは、今やマネジャーとしてなくてはならない存在になっていた。

 伽羅が親から受け継いだ古い洋館には他にも3人の住人が暮らす。その一人、祐子の提案で、珍しく平日の夕食に全員が顔をそろえる。伽羅は、まひろの作る絶品餃子がお目当てなのかと思っていたら、まひろがこの家に来て3年目を祝うサプライズパーティーだった。まひろが加わり、それぞれの生活は大きく変わった。数日後、伽羅は病院で乳がんの転移を告げられる。75歳の伽羅は、その時がきたら、この家の何もかもをまひろに任せるつもりだ。

 波乱の人生を送ってきた伽羅と同居人たちの関係を描くシリーズ第2弾。

(徳間書店 913円)

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