日本のロック元年を到来させた大衆化とパロディー化の功績
「企画賞」は、何と、この年の本物のレコ大と同じ曲に差し上げたい。ダウン・タウン・ブギウギ・バンド「港のヨーコ・ヨコハマ・ヨコスカ」。
この「キャロル→ダウン・タウン」の流れがいい。キャロル解散を受けて、キャロルを大衆化・パロディー化したようなダウン・タウンが、日本のロックンロールの裾野を一気に広げ、NHK紅白歌合戦にまで出場するのだから(ロックンロールの普及という意味では、カップリングの「カッコマン・ブギ」の功績も大きい)。ニューミュージック元年の75年は、ある意味でロックンロール元年でもあったと言える。
そして「特別賞」を子門真人「およげ!たいやきくん」に。何といってもいまだに「史上最高売り上げシングル」なのだから。
75年、やはりすごいぞ。ニューミュージックとロックンロールと最高売り上げシングル、そして日刊ゲンダイが生まれているのだから。 (この項つづく)
■著者最新刊「日本ポップス史1966-2023~あの音楽家の何がすごかったのか」 絶賛発売中!Amazonでのお求めはこちらから


















