ドンデコルテの“情けない中年男性”人生は「M-1」決勝進出を機に変わるか
2本目の漫才も渡辺の情けないキャラクターを軸にした内容だった。悩める中年男性である彼は、LEDを体に巻いて光りながら自転車で街を走り回る「街の名物おじさん」になろうとしている。現実と向き合わず、意味や価値から逸脱したいと語る彼は、光ることで「私」という意味からも逸脱したいのだと主張する。ここでも彼はギャップによる笑いを見せつけていた。
渡辺は別のコンビで活動していた頃から、業界内では実力者として知られていた。彼が前のコンビを解散した後、同じく別のコンビを解散していた小橋が声をかけて、ドンデコルテが結成された。
現在も渡辺は同期芸人の実家で生活しており、実際につつましい暮らしをしている。しかし、「M-1」での活躍をきっかけに人生が大きく変わる可能性も高い。「貧困層」から抜け出した後のドンデコルテはどのような漫才を見せてくれるのだろうか。 (つづく)




















