ダイアン津田 演技を演技に見せない技術とキャラクターの魅力

公開日: 更新日:

 ここ数年でじわじわと人気を広げて、見事に大ブレークを果たしたのがダイアン津田篤宏である。

「ゴイゴイスー」というギャグでも知られる彼は、コンビのツッコミ担当でありながら、ひどい目に遭わされたときのリアクションの良さに定評のある「イジられキャラ」だった。

 そんな彼が大化けするきっかけのひとつになったのが「水曜日のダウンタウン」の名物企画「名探偵津田」である。津田が何も知らされないまま本格ミステリードラマの世界に放り込まれ、事件を解決するまで抜け出せなくなってしまう壮大なドッキリ企画である。

 津田は探偵役なのにずっと不機嫌で態度が悪く、企画に不満を持っていることを隠そうとしない。体力的にも精神的にも極限まで追い込まれることで、そこににじみ出る人間性が笑いを誘っていた。昨年末にはこの企画の第4話が放送されて大反響を巻き起こした。

「名探偵津田」の見どころは、津田の正直なリアクションにある。彼は感情の振れ幅が大きく、驚きや怒り、苛立ちといった感情をありのままに表現する。この企画で見られる不機嫌さや混乱ぶりは、演技ではなく生身の反応に近い。だからこそ、嫌々ながら探偵役を引き受け、心底だるそうに事件解決へ向かう姿が笑いを誘う。

■関連キーワード

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • 芸能のアクセスランキング

  1. 1

    萩本欽一(11)ひとりぼっち寂しく貧乏飯を食べながら「先生も同級生もバカだな」と思うことにした

  2. 2

    不慮の事故で四肢が完全麻痺…BARBEE BOYSのKONTAが日刊ゲンダイに語っていた歌、家族、うつ病との闘病

  3. 3

    嵐が去る前に思い出す…あの頃の「松本潤」と「大野智」

  4. 4

    視聴率の取れない枠にハマった和久田麻由子アナの不運 与えられているのは「誰でもできる役割」のみ

  5. 5

    2度目の離婚に踏み切った吉川ひなの壮絶半生…最初の夫IZAMとは"ままごと婚"と揶揄され「宗教2世」も告白

  1. 6

    あのちゃん追い風だった女優業に暗雲の炎上!「嫌いな芸能人」発言で反撃される痛恨

  2. 7

    出口夏希の“男選び”がもたらす影響…伊藤健太郎との熱愛報道と旧ジャニファンが落ち込む意外

  3. 8

    仲間由紀恵46歳の“激変ふっくら姿”にネット騒然も…紆余曲折を経てたどり着いた現在地

  4. 9

    伊藤健太郎とキンプリ永瀬廉で明暗クッキリ…「熱愛報道」出口夏希の足を引っ張りかねない“イメージ格差”

  5. 10

    高畑裕太の“緊急声明”で蒸し返された千眼美子(清水富美加)との「異常な距離感」と“米粒騒動”

もっと見る

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    巨人桑田二軍監督の“排除”に「原前監督が動いた説」浮上…事実上のクビは必然だった

  2. 2

    視聴率の取れない枠にハマった和久田麻由子アナの不運 与えられているのは「誰でもできる役割」のみ

  3. 3

    不慮の事故で四肢が完全麻痺…BARBEE BOYSのKONTAが日刊ゲンダイに語っていた歌、家族、うつ病との闘病

  4. 4

    嵐が去る前に思い出す…あの頃の「松本潤」と「大野智」

  5. 5

    田中将大が楽天を去った本当の理由…退団から巨人移籍までに俺とした“3度の電話”の中身

  1. 6

    阿部巨人V逸の責任を取るのは二岡ヘッドだけか…杉内投手チーフコーチの手腕にも疑問の声

  2. 7

    あのちゃん追い風だった女優業に暗雲の炎上!「嫌いな芸能人」発言で反撃される痛恨

  3. 8

    高市首相応援議連「国力研究会」発足 “大政翼賛会”に入会しなかった70人と主な議員の名前

  4. 9

    巨人“育成の星”のアクシデントに阿部監督は顔面硬直、原辰徳氏は絶句…桑田真澄氏の懸念が現実に

  5. 10

    出口夏希の“男選び”がもたらす影響…伊藤健太郎との熱愛報道と旧ジャニファンが落ち込む意外