杉咲花「間の演技」か反町隆史「回顧+考察」か…水10ドラマ対決は数字で測れない大人向け作品

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「両方とも放送前から今期のナンバーワン候補だと注目していたので、どっちを先に見るか迷いました」と話すのは、テレビコラムニストの亀井徳明氏。亀井氏は「視聴率は誤差の範囲だし、タイプの違うものを比べてもしょうがない」としながら、こう続ける。

「日テレもフジも、かなり視聴層を絞ってきたなという印象です。だから数字的には苦戦すると予想していました。フジの『ラムネ――』がやや上回ったのは、“回顧+考察”という流行のタイプであることと、テンポの良さと分かりやすさ。日テレ『冬の――』は、ヒロインの行動が理解できない人にはまったく刺さらないかも」

「冬の――」の初回は、コインランドリーで出会った美容師(成田凌=32)の店までついて行き、そのまま部屋まで……という展開。さらに交際が始まった次の場面では先輩小説家(内堀太郎=42)と居酒屋で待ち合わせ、そのままホテルへ。軽いキス止まりではあったが、こういう流れに戸惑う視聴者も。ネット上では《ありえない!危なすぎ!》などと現実的な書き込みが複数見られた。


「確かに共感できないかもしれないけど」と亀井徳明氏は苦笑しつつ、「序盤の成田さん、中盤以降の内堀さんとの会話劇は、杉咲さんと今泉監督の真骨頂。杉咲さんのセリフのない時のしぐさや目線、相手との間の取り方は絶妙で、凄みすら感じました。恋なんか遠い昔というオジサンでも、《こう来られたら自分はどんな態度を取るだろうか》なんて考えてしまったりして、見ている間はちょっとだけ若返った気がします」と語る。

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