フジ月9「ひとつ屋根の下」裏で40歳の小柳ルミ子がエロさ全開!
特に印象に残っているのはその2作目、谷崎潤一郎原作の「鍵」。初老(正確には初老じゃないけど)の大学教授とその貞淑な妻が、お互いに盗み読まれることを前提に赤裸々な性生活をつづる……という話なのだが、その夫婦の配役がすごかった。当時53歳の津川雅彦と40歳の小柳ルミ子。
年齢と名前を見ただけで、エロさ全開でしょ、これ。テレビで組ませちゃいけないレベル! しかも福山があの口調で「あんちゅわん」と言っているその裏で!!
ルミ子さんは当時、「裸で寝る私を、カメラで撮りまくる津川さんの可愛らしさったら最高です」とコメントしていた。あんな刺激的な場面を「可愛い」と言えるあなた、濃厚すぎ。
さて、このシリーズには、第4作「伊豆の踊子」で木村拓哉が主演している。「あすなろ白書」はこの年の秋ドラマだし、「ロンバケ」は3年後。つまりキムタクはテレ東の月9が先だった。そもそも、SMAP初の看板バラエティーも、SMAP初の連ドラ主演も、テレ東だ。
テレ東というと“変化球勝負”“ニッチ狙い”という印象があるけど、フジ月9にド直球勝負を挑んでいたのである。あっさり負けたけど。
(テレビコラムニスト・亀井徳明)




















