フジ月9「ひとつ屋根の下」裏で40歳の小柳ルミ子がエロさ全開!

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「鍵」(1993年/テレビ東京系)

 経済史上では“バブル崩壊後”だけど、今思うと、まだまだ十分バブルだった1993年の春。テレビも我が世の春で、テレビ誌も100万部超えの雑誌もある絶頂期。その巻末には4~8ページぐらいの通販カタログが掲載されていて、僕はそれで買った畳でもフローリング調になる敷物と黒いローソファで、なんちゃってトレンディードラマ風にしていた恥ずかしい歴史がある。

 それはさておき、93年の春は、フジ月9の「ひとつ屋根の下」が大ヒット。江口洋介(当時25)の“あんちゃん”、福山雅治(当時24)の“チイ兄ちゃん”たちの家族の物語は感動を呼び、連ドラ後半には視聴率30%台を連発していた。

 当時の月曜9時は、TBSが2時間ドラマ枠「月曜ドラマスペシャル」。こちらも固定ファンがいて15%以上、20%超えもあって時にはフジ月9を脅かした。そして、テレビ東京もドラマ枠だった。その“テレ東月9”がサスペンスから一転、「日本名作ドラマ」という大作シリーズを始めたのが、この春だ。

 森鴎外、太宰治、川端康成ら文豪たちの名作を原作に、久世光彦や大山勝美、久野浩平ら当時の大物演出家がドラマ化するという、“トレンディー”と対極にある企画を、月9裏にぶつけたテレ東。21世紀に残るソフトを作るという心意気にドラマ制作者や出演者も賛同し、一部のドラマ通も注目した。

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