結局、誰トクなのか…宝塚歌劇団の「お花代」制度はタニマチカルチャーの名残り?

公開日: 更新日:

 旧ジャニーズ時代、ジャニーズのタレントの周囲にも、こうした私設ファンクラブ的な立場の人は存在していたが、宝塚のそれとは役割が異なっていた。

「当時はアイドル番組のレギュラー出演など出待ち入り待ちがあり、ファンレターやプレゼントを渡していい日というのがあり、スケジュールを事務所から聞いて“警備的なこと”をしていました。私は空中分解したグループのKの追っかけで、通っているうちに事務所から声をかけられ、ファンを取りまとめる立場になりました。もちろん無償です。行き過ぎたファンにはにらみを利かせる、風紀委員みたいなものですね。でもそれで優遇されるわけでもないし、金銭は扱いません」(元ジャニーズ追っかけの会社員女性

 事務所もこうした風紀委員の存在を頼りにしていた一方で、こうした古参のファンが怖い、という声もあった。

 結局、ジャニーズの風習はSNSの発達で薄れていった。

「SNSでコメントできるようになり、ファンレターを渡す必要性がなくなった。またプレゼントも禁止になり、私設ファンクラブの活動も必要性がなくなった。追っかけも大人になって卒業して新陳代謝しながら薄れていったのです」(前出の元追っかけ)

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    佐野勇斗は書道六段で英語も堪能 愛知県立岡崎西高校から明治学院大英文学科へ

  2. 2

    これが日本の「中流」サラリーマン転落の軌跡 年金の「繰り上げ受給」を選ぶのは、お金と仕事がない人

  3. 3

    ドジャース大谷翔平「サイ・ヤング賞&首位打者」同時授賞に現実味 4年連続5度目のMVPは既定路線

  4. 4

    「Aぇ!group」草間リチャード敬太は事件から“ほぼ復活” 大阪学院大で学んだ苦労人の前途

  5. 5

    「シニアにやさしい街」日本一の東京都板橋区は何がスゴイ?

  1. 6

    嵐の大野智と相葉雅紀、二宮和也が通信制高校で学んだそれぞれの事情

  2. 7

    阪神・藤川監督に「裸の王様」の懸念 選手&スタッフを驚愕させた「コーチいびり」

  3. 8

    山口組、稲川会、住吉会…最高幹部3者の極秘会食で何が話し合われたのか

  4. 9

    JR東海が政府に安定供給要請も「潤滑油」は代替調達が困難…このままでは日本の鉄道網も危ない!

  5. 10

    阪神藤川監督「オラつき」連発に対戦相手やファンから苦情の嵐《格好いいと思っているのかな》