鳴海唯はクールな役も似合うが、素顔は明るく人懐っこい
鳴海唯(「テミスの不確かな法廷」/NHK)
2025年のNHK朝ドラ「あんぱん」でのぶ(今田美桜)の新聞記者時代の同僚を演じた鳴海唯。
透明度が高く、存在感にライムの果実のような甘酸っぱさを秘める女優だ。2026年1月期は、松山ケンイチ主演の「テミスの不確かな法廷」(NHK総合・火曜夜10時)でヒロインの弁護士・小野崎乃亜を演じている。
1998年5月16日生まれ、兵庫県出身。ドラマ初出演は、広瀬すずがヒロインを演じた2019年のNHK朝ドラ「なつぞら」。主人公が少女期を過ごした牧場の次女役で出演した。現在、サントリー「ジムビーム」のCMでは香取慎吾らと共演している。
この連載で前回まで取り上げた北香那、木竜麻生、片山友希が変化球タイプの個性派だったのに対し、鳴海唯は直球の可愛らしさがある王道の正統派。いや、彼女の魅力を正確に表現するならば、直球よりもツーシームか。MLBの投手がよく投げるツーシームは、直球に似ているが打者の手元で曲がる。見た目はストレートな美少女系だが、演技ではひと癖ある女性(これまで演じた役は科学者専門の人材ブローカー、実家のスナックを手伝うシングルマザー、青い髪の美容学生など多彩)に変身する意外性がツーシームの変化に似ている。


















