著者のコラム一覧
田中幾太郎ジャーナリスト

1958年、東京都生まれ。「週刊現代」記者を経てフリー。医療問題企業経営などにつ いて月刊誌や日刊ゲンダイに執筆。著書に「慶應幼稚舎の秘密」(ベスト新書)、 「慶應三田会の人脈と実力」(宝島新書)「三菱財閥 最強の秘密」(同)など。 日刊ゲンダイDIGITALで連載「名門校のトリビア」を書籍化した「名門校の真実」が好評発売中。

伊野尾慧は「自分たちが踊る劇場を設計したい」と明大理工学部に進学

公開日: 更新日:

 AO入試で明治大理工学部建築学科に合格。建築を選んだのは「将来、自分たちが踊る劇場を設計したい」というのが理由だった。しかし、入学から2年後、当初の動機を忘れてしまうような大きな出来事が起こる。東日本大震災である。ジャニーズ事務所のタレントたちと一緒に募金活動に駆り出され、メディアからたびたびコメントを求められた。現地をまったく見ていないのに、わかったように言葉を発している自身に違和感を覚えた。

■寝袋持参で書き上げた卒論の中身

 伊野尾は都市計画研究室のゼミを選択することにした。そこの山本俊哉教授が震災直後から被災地に入り、復興支援に取り組んでいることを知ったからだ。教授やゼミ生らとともにたびたび現地を訪れ、支援活動をしながら研究に没頭した。

 卒論は「東日本大震災における小中学校避難計画のあり方」。HSJの活動が忙しくなり、4年生の間にまとめるのは難しいとみられた。「無類の頑張り屋」(女性誌記者)といわれる伊野尾は卒論の終盤、寝袋を持参して研究室に泊まり込んだ。そしてなんとか、期限までに卒論をまとめ上げたのだった。前出の理系教授は「彼が偉いのは卒論をゴールとせず、さらに研究を続けたこと」だと称賛。大学院新領域創造専攻に進学し、修士課程を修了した。

 現在放送中の「50分間の恋人」(テレビ朝日系)で主役を務める伊野尾。プライム帯の連続ドラマに主演するのは初めてだ。アイドルとしては遅咲きの感もあったが、カメが一気にウサギに追いついてきた。

【連載】シン・この有名人の意外な学歴

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • 芸能のアクセスランキング

  1. 1

    萩本欽一(11)ひとりぼっち寂しく貧乏飯を食べながら「先生も同級生もバカだな」と思うことにした

  2. 2

    不慮の事故で四肢が完全麻痺…BARBEE BOYSのKONTAが日刊ゲンダイに語っていた歌、家族、うつ病との闘病

  3. 3

    嵐が去る前に思い出す…あの頃の「松本潤」と「大野智」

  4. 4

    視聴率の取れない枠にハマった和久田麻由子アナの不運 与えられているのは「誰でもできる役割」のみ

  5. 5

    2度目の離婚に踏み切った吉川ひなの壮絶半生…最初の夫IZAMとは"ままごと婚"と揶揄され「宗教2世」も告白

  1. 6

    あのちゃん追い風だった女優業に暗雲の炎上!「嫌いな芸能人」発言で反撃される痛恨

  2. 7

    出口夏希の“男選び”がもたらす影響…伊藤健太郎との熱愛報道と旧ジャニファンが落ち込む意外

  3. 8

    伊藤健太郎とキンプリ永瀬廉で明暗クッキリ…「熱愛報道」出口夏希の足を引っ張りかねない“イメージ格差”

  4. 9

    仲間由紀恵46歳の“激変ふっくら姿”にネット騒然も…紆余曲折を経てたどり着いた現在地

  5. 10

    初期ビートルズの代名詞のような2曲の、まるっきり新しかったポップさ、キュートさ、叫びっぷり

もっと見る

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    2度目の離婚に踏み切った吉川ひなの壮絶半生…最初の夫IZAMとは"ままごと婚"と揶揄され「宗教2世」も告白

  2. 2

    巨人桑田二軍監督の“排除”に「原前監督が動いた説」浮上…事実上のクビは必然だった

  3. 3

    嶋基宏は一時期ノイローゼ状態になっていた...心ここにあらずで、魂が抜けた状態に

  4. 4

    伊藤健太郎とキンプリ永瀬廉で明暗クッキリ…「熱愛報道」出口夏希の足を引っ張りかねない“イメージ格差”

  5. 5

    なぜ「愛子天皇」ではダメなのか? 美智子さまが心情を吐露する出版物を準備中…と政界で話題

  1. 6

    嵐が去る前に思い出す…あの頃の「松本潤」と「大野智」

  2. 7

    視聴率の取れない枠にハマった和久田麻由子アナの不運 与えられているのは「誰でもできる役割」のみ

  3. 8

    不慮の事故で四肢が完全麻痺…BARBEE BOYSのKONTAが日刊ゲンダイに語っていた歌、家族、うつ病との闘病

  4. 9

    居酒屋倒産が過去最多ペース 客離れの背景にある「飲み放題5000円」の壁

  5. 10

    巨人“育成の星”のアクシデントに阿部監督は顔面硬直、原辰徳氏は絶句…桑田真澄氏の懸念が現実に