著者のコラム一覧
田中幾太郎ジャーナリスト

1958年、東京都生まれ。「週刊現代」記者を経てフリー。医療問題企業経営などにつ いて月刊誌や日刊ゲンダイに執筆。著書に「慶應幼稚舎の秘密」(ベスト新書)、 「慶應三田会の人脈と実力」(宝島新書)「三菱財閥 最強の秘密」(同)など。 日刊ゲンダイDIGITALで連載「名門校のトリビア」を書籍化した「名門校の真実」が好評発売中。

2学年上の櫻井翔に諭されて堀越高校に進んだ松本潤のかけがえのない出会い

公開日: 更新日:

 こうした経歴の持ち主の入所は当時のジャニーズ事務所では異質だった。「ジュリーさんは大事に育てなければと思っていた」と女性誌記者。一方、ジャニー氏が櫻井をあまり認めていなかったのはレッスンに姿を見せないことがしばしばあったからだ。学業優先を条件にジャニーズ入りを承諾した両親からは、成績が下がったら退所させるといわれていた。

「ジャニーさんは学歴に興味がなかったが、ジュリーさんは家族の意向をくみ、櫻井を守り、いかに引き上げるかばかり考えていた」(同記者)

 慶応普通部、慶応高校を経て慶応大学経済学部に内部進学。どんなに忙しくなっても学業優先の姿勢は崩さず、しっかり4年間で卒業している。この櫻井に説得されて、高校に進学したのが2学年下の松本潤(42)だ。嵐が結成される半年前のことである。

 すでに複数のドラマで主演を務めていた松本は学業に時間を割くのはもったいないと思っていた。2人だけになった時、松本が「高校には行かない」ともらすと、櫻井は「行ったほうがいい」と諭した。このやりとりは松本の人生にとって大きな転機となった。松本は考えを改め、堀越高校に入学。大親友となる中村七之助(42)と出会った。2人は3年前、大河「どうする家康」で初共演を果たす。この巡り合わせの出発点には櫻井のアドバイスがあったのである。

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