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てれびのスキマ 戸部田誠ライタ―

1978年生まれのテレビっ子ライター。最新著「王者の挑戦『少年ジャンプ+』の10年戦記」(集英社)、伝説のテレビ演出家・菅原正豊氏が初めて明かした番組制作の裏側と哲学をまとめた著者構成の「『深夜』の美学」(大和書房)が、それぞれ絶賛発売中!

戸田恵梨香が38歳になる今年、「一度死ぬ」ことも恐れない理由

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 彼女は2000年10月スタートのNHK朝ドラ「オードリー」で俳優デビューを果たしたが、10代の頃は監督の指示の意味も理解できず、「芸能界に向いていないかも」と思い悩んだ。しかも、事務所から出身の関西弁を禁じられ、取材時にはクマのぬいぐるみや白いワンピースが用意されて「良い子」を演じることを求められた。「もう無理かも」と父に吐露すると「恵梨香を食べさせられるくらいの余裕はあるから帰ってきてもいい」と言われた。彼女は逆にその言葉に発奮した。「帰ったら自分が自分に負ける」(TBS系「日曜日の初耳学」22年11月20日)と、仕事に対するヤル気がわいたのだ。

 転機になったのは、10年のTBS系ドラマ「SPEC」で加瀬亮と共にダブル主演を張ったこと。演出した堤幸彦は「あらゆる要求に120%で返してくれた」「戦友」と彼女を評している(同前)。戸田もこう語っていた。

「22歳の時『SPEC』のお話をいただいたんですけど、この作品で戸田恵梨香っていう女優像を変えられるぞ、自由が手に入るかもしれないというのを直感的に感じて、やったことのないお芝居を全部詰め込んだんです」「24歳で最後のシリーズを終えて、あ、私の役者人生の第1章を今終えたんだって」(フジテレビ系「トーキングフルーツ」17年11月8日)

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