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牧村康正ジャーナリスト

1953年、東京都生まれ。立教大学卒業後、竹書房に入社し、漫画誌、実話誌、書籍編集などを担当。立川談志の初の落語映像作品を制作。実話誌編集者として山口組などの裏社会を20年にわたり取材。同社代表取締役社長を経て、現在フリージャーナリストとして活動。著書に「ごじゃの一分 竹中武 最後の任侠ヤクザ」「『仮面』に魅せられた男たち」(ともに講談社)などがある。

(7)小さんは抱える、圓生は切る、談志は壊す

公開日: 更新日:
若き日の柳家小さん(右)と立川談志(写真提供/談志役場)

 柳家小さん──。

 “この師匠でなければとっくに破門になっている”

 談志は常々そう口にしていた。

 事実、この関係は普通なら成り立たない。落語史どころか、芸能史においてもきわめて異例の師弟だった。そのことはおいおい記すとして、まずは小さんである。

 小… 

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