萩本欽一(17)伝説の「コント55号」結成秘話「坂上二郎さんが嫌で、私、逃げ出してるんです」
「そうなんです。運命です」
萩本「はい、アドリブで潰しにかかって、で、私が主役じゃない時は私がセリフは5つぐらいで、私が主役をやってる時は二郎さんもセリフが5つぐらい、アドリブ合戦の潰し合いですよ。それが嫌で疲れて逃げ出したのが私で、半年で逃げ出しちゃったの」
増田「それはもうやっぱり悪意を感じたんですね」
萩本「でもその人が『一緒にやろうよ』っていうのを『嫌だ』って言えないんだよね、俺」
増田「あれは確か、熱海へ修行に行って戻ってきた時に電話がかかってきたんですよね」
萩本「はい。熱海にひとりで半年行ってて、帰ってきたらちょうど、大家の1階の豆腐屋の母ちゃんの『欽ちゃん、電話よ』って声が聞こえた。ずーっといないもんだから、『いないわよね』って。慌てて、『いるよー』って言ったら『あれ? いることあんの?』って。それで電話に出たら、それが二郎さん。1日違ってもコント55号は生まれてないんです」
増田「それはすごいことですね」


















