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増田俊也小説家

1965年、愛知県生まれ。小説家。北海道大学中退。中日新聞社時代の2006年「シャトゥーン ヒグマの森」でこのミステリーがすごい!大賞優秀賞を受賞してデビュー。12年「木村政彦はなぜ力道山を殺さなかったのか」で大宅壮一賞と新潮ドキュメント賞をダブル受賞。3月に上梓した「警察官の心臓」(講談社)が発売中。現在、拓殖大学客員教授。

萩本欽一(20)朝起きたらアパートの窓に女の子の顔がズラリ「ザワザワザワザワザワザワザワザワってすっごく、うるさいの」

公開日: 更新日:

「虫がいっぱい歩いてるような」「「ほんとそう」

萩本「みんな見てんの。起きると顔がズラッと並んでんのよ。それで近所のマンションに越したんだけど、そのマンションの下に日曜日にもなると、女の子が200人ぐらい来てね」

増田「昭和41(1966)年に55号を組んで、昭和42年ぐらいにはもうそうなってた?」

萩本「そう。それでうるさいんでっつって」

増田「200人はすごいですねえ。今のアイドルでもないぐらいの」

萩本「うん。もうざわついちゃって。200人がね、ヒソヒソ話するとね」

増田「ザワザワと(笑)」

萩本「そう。すっごく、うるさいの。ザワザワザワザワザワザワザワザワって」

増田「虫がいっぱい歩いてるような」

萩本「ほんとそう。それで住民から『日曜日くらいゆっくり寝ていたいんだけど、朝早くからざわついてかなわない』って文句が出て、わかりましたって出てって」


増田「出て、どこへ行ったんですか」

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