萩本欽一〈26〉「誰にも話してないんだけど…」坂上二郎さんとの生前最後のテレビ共演で起きた“奇跡”
増田「ですよね」
萩本「そうしたら……ラストシーン、2人で歩きだしたら、雪が降ってくるの。ばぁーって。うん。自然もなんか応援してくれた感じ」
増田「そうですね」
萩本「うん。だから俺、なんにもしゃべんなかった。2人でとぼとぼ歩いて。なんか言おうかなと思ったんだけど、あまりにもね……、二郎さん必死こいて歩いてる姿が何ともね、愛おしいというかさ。言葉はいらなかった」
(つづく=火・木曜公開)
▽はぎもと・きんいち 1941年、東京都生まれ。高校卒業後、浅草での修行を経て、66年にコント55号を結成。故・坂上二郎さんとのコンビで一世を風靡した。その後、タレント、司会者としてテレビ界を席巻し、80年代には週3本の冠番組の視聴率がすべて30%を超え、「視聴率100%男」の異名をとった。社会人野球「茨城ゴールデンゴールズ」の初代監督、2015年には73歳で駒澤大学仏教学部に入学するなど挑戦を続け、25年10月にスタートしたBS日テレ「9階のハギモトさん!」は今年4月からSEASON3に突入した。


















