染谷将太 芸歴25年でたどり着いた仕事への向き合い方「冷静さを保ちたい時に、『ゼロでいよう』という心構えでいます」
経験を積めば積むほど緊張する
──33歳にして、芸歴25年を超えました。仕事に対する変化は。
「僕の場合は年々、経験を積めば積むほど、知識が増えれば増えるほど緊張しています。10代20代の頃は、知らないことの強さみたいなものがありました。これだ!というパワーで乗り切るところもあって。今は物語を説明する役など、何かを任せてもらうことが昔より増えたこともあり、責任感に近い感覚が増しているのを感じます」
──今後踏み込んでみたいものを挙げるなら?
「自分の顔が一切出ない役を演じてみたいです。『Vフォー・ヴェンデッタ』(2006)という映画があるんですが、主人公の顔は1度も出ないにも関わらず、感情を演じきる姿が見事でした。究極に難しい役だと思うので、その経験で何を得られるのか興味があります」
──最後にメッセージをお願いします。
「ホラー映画という側面だけではなく、見る角度によって印象が異なる、ジャンルに捉われない作品でもあります。さまざまな面から楽しめる作品なので、劇場でぜひ見ていただけたら嬉しいです」
▽映画『チルド』は7月17日(金)よりTOHOシネマズ 日比谷ほかにて全国公開。
(聞き手・写真=望月ふみ)
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