中学時代をジャージーで過ごした鈴木奈穂子が、法政大女子校から大学に内部進学してNHK人気アナになるまで
悪意がみじんも感じられない人柄はどう形成されたのか。横浜市で生まれ育った鈴木は公立中学時代、ほぼジャージーで通していた。オシャレにはあまり興味がなかったようで、当時はやっていたルーズソックスをたまにはくのが鈴木にとって最大の冒険だった。部活は吹奏楽部。トランペットを吹いていた。
横浜市の法政大女子高校に進学。同校は8年前に共学化し、校名を法政大国際高校に改称している。「法政大に内部進学できる強みは大きく、女子高時代も今も人気は高い。神奈川県の私立では慶応高校や慶応湘南藤沢に次ぐ難関」(同県予備校スタッフ)だという。
生徒の自主性を重んじる校風。鈴木の卒業3年後に制服はなくなり、服装は自由化された。もし間に合っていれば、中学時代のようにジャージーで通学していたかもしれない。ただ、イベントなどがあると、派手な格好になることも。バトントワラー部に入部していたからだ。ユニホームは鮮やかな赤のジャケットに白のスカートといういでたちだった。同部で鈴木は部長を務めた。
内部進学した法政大では社会学部に入学した。2年の時、同大の「自主マスコミ講座」に参加。28年前に教職員たちが自発的に創設した講座で、マスコミ業界を目指す学生たちをサポートしてきた。「今や法政の最大の売りのひとつといっても過言ではない。OB・OGが積極的に協力し、マスコミへの就職率も非常に高くなっている」と同大文系教授は胸を張る。
同講座は鈴木に女子アナへの道筋をつくっただけではなかった。ここで出会った同級生(現TBS社員)と8年の交際を経てゴールインするのである。(おわり)


















