百花繚乱…高齢患者から教わるさまざまな「詐欺」のアプローチ
60代、70代の患者さんを多く診ていると、さまざまな詐欺のアプローチについて聞くことになります。
突然、自宅に来て「オタクの○○を点検させてください」と設備を見て、やたらリフォームをすすめる「点検詐欺」──。フィリピンから毎日LINEを送ってくる「ロマンス詐欺」──。「重油にこの試薬と同量の水を混ぜると石油になるんですよ」とヨタ話に投資させる「投資詐欺」──。iPS細胞がノーベル賞を受賞したころには「再生医療研究所設立」に寄付をつのる怪しい勧誘もありました。
ご時世と言うべきか、トレンドと言うべきか。詐欺の百花繚乱です。印象として、皆さん詐欺にはしっかりと対応というか、相手にしないことが多いようです。お金に余裕のない人が多いせいでしょうか。
それとも私による「心臓手術」という命がけの「心臓リフォーム詐欺」に一度ひっかかったことを後悔していて、これ以上騙されないよう気を付けているからでしょうか。とにかく私の患者さんで、騙される人は稀です。
しかし稀にすっかり「いかれてしまう人」がいます。


















