著者のコラム一覧
中川淳一郎編集者・PRプランナー

1973年生まれの編集者・PRプランナー。多数のウェブメディアの記事にかかわる。日刊ゲンダイ「週末オススメ本ミシュラン」担当。著書に『ウェブはバカと暇人のもの』『ネットのバカ』『それってホントに「勝ち組」ですか?』など。

なべやかんが自著の印税未払いをSNSで報告 私が経験した中小出版社のブラック体質を3件紹介する

公開日: 更新日:

 芸人のなべやかん(56)が8月1日、自著の印税が1年以上未払いであることをXで報告した。そのうえで、こう書いた。

《約束の期限になっても振り込みなし。事務所社長が出版社社長に電話したら『年金が入らなくて、年金が入ったら払おうと思ってた』と驚愕発言! 出版会の皆様、年金で印税支払いなんてあるのですか?》

 私は、これを見た瞬間「さもありなん」と思った。とにかく中小出版社の自転車操業ぶりと、ブラック労働というものは長らく業界にいると、時々目にするものなのだ。実際、私自身もこうした経験が過去にあった。そこで、社名や担当者名などは仮名にしてブラックぶりを掘り下げてみたい。

■社長は支払いの督促から逃げ回り、社員の給料は遅配、残業代は当然ナシ

 ある日、A社の鯉渕さんという編集者から電話を受けた。聞いたことがない出版社だったが、HPを見ると、社長は業界の有名人で、過去にそれなりの点数のヒット作を出した人物のようだ。鯉渕さんはこう言った。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    山本美月は九州の女子校で偏差値トップ「筑紫女学園」から明大農学部へ 祖父も生物教師の“リケジョ”

  2. 2

    北島三郎(3)「北島ファミリー」の長女・原田悠里が語る御大

  3. 3

    ドジャース球団売却の可能性…共同オーナーに当局捜査、レイカーズは買収10カ月で手放す

  4. 4

    バナナマン日村が簡単に復帰できそうにない「もう1つの理由」…レギュラー11本抱える人気者のジレンマ

  5. 5

    朝ドラ「風、薫る」“シマケン”はブーイングも…Aぇ! Group佐野晶哉には「オファー増」の追い風

  1. 6

    高市政権が国民資産「強奪」計画! 現預金1100兆円を狙い撃ち、放漫財政のツケを庶民のフトコロに押しつけ

  2. 7

    “世界ランク1位”の座を捨てて甲子園へ 享栄・上江滝拓未「将来はプロかバスの運転手」

  3. 8

    特殊清掃員が見た「孤独死」の壮絶現場…発見まで2年、遺体は“粉”に「誰にでも起こり得る」

  4. 9

    “寝てない自慢”だった高市首相が「漢方で熟睡」だって…話が変わっている! と批判殺到

  5. 10

    阿佐ヶ谷姉妹にさらなる飛躍のチャンス!「団地のふたり」視聴者から上がる《通じるものがある》の好反応