なべやかんが自著の印税未払いをSNSで報告 私が経験した中小出版社のブラック体質を3件紹介する
芸人のなべやかん(56)が8月1日、自著の印税が1年以上未払いであることをXで報告した。そのうえで、こう書いた。
《約束の期限になっても振り込みなし。事務所社長が出版社社長に電話したら『年金が入らなくて、年金が入ったら払おうと思ってた』と驚愕発言! 出版会の皆様、年金で印税支払いなんてあるのですか?》
私は、これを見た瞬間「さもありなん」と思った。とにかく中小出版社の自転車操業ぶりと、ブラック労働というものは長らく業界にいると、時々目にするものなのだ。実際、私自身もこうした経験が過去にあった。そこで、社名や担当者名などは仮名にしてブラックぶりを掘り下げてみたい。
■社長は支払いの督促から逃げ回り、社員の給料は遅配、残業代は当然ナシ
ある日、A社の鯉渕さんという編集者から電話を受けた。聞いたことがない出版社だったが、HPを見ると、社長は業界の有名人で、過去にそれなりの点数のヒット作を出した人物のようだ。鯉渕さんはこう言った。

















