糖尿病と「映像酔い」の意外な関係…画面を見たり思い出すだけで揺れる

公開日: 更新日:

「床が揺れているように感じて怖くなり、その場で座り込みたくなるんです。釣り番組や遊園地のアトラクション映像を見ると、特にひどい。最近では、その映像を思い出しただけでも気持ち悪くなることがあります」

 そう訴えるのは、糖尿病のある60代男性だ。夏の暑さから、食事はそうめんや冷やし中華が中心になり、一度に大量に食べることも増えた。暑さを避けるため、スマホの動画やテレビを見る時間も長くなった。そんな生活が続いたころから、動きの激しい映像を見ると、実際には体が動いていないのに「揺れている」ような感覚に襲われるようになったという。

 男性には、もうひとつ気になる経験がある。幼いころ、大しけのフェリーで一晩過ごし、激しい揺れに怖い思いをしたことだ。「あの経験が原因ではないか」と本人は考えている。

 強い揺れの経験が、その後の「揺れ」に対する感覚に影響する可能性はある。船などで長時間揺られた後、陸上に戻っても「まだ船に乗っているようだ」「床が揺れている」と感じる「下船後症候群」(Mal de Débarquement syndrome:MdDS)も知られている。ただし、下船後症候群は通常、船などの持続的な運動の後に揺れの感覚が続くもので、今回の男性の症状を下船後症候群と同じものと考えることはできない。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    『スマスロ ミリオンゴッド』導入から4カ月、目立つ空き台の裏でファンが期待するホールの対応

  2. 2

    U18高校代表16人の全進路が判明! プロ志望7人、早大&青学だけで計4人、社会人は2人

  3. 3

    大谷翔平「古巣エンゼルス復帰」の仰天情報! エ軍球団売却とド軍オーナー不祥事が招く急展開

  4. 4

    テレ東「日本3大吞み食べドラマ」でも栗山千明「晩酌の流儀」に注目するワケ

  5. 5

    大谷翔平は「今季終了」か…現地で飛び交う「ロスで手術中」の怪情報とその根拠

  1. 6

    花博ならぬ高市首相PR動画が大炎上! 内閣広報予算10倍超「72億円」要求への猛反発も止まらない

  2. 7

    「男系」どころか「フカ系」? 神武天皇を持ち出す"皇統2600年論"と神話の奇妙な関係

  3. 8

    東京の下町3兄弟「足立・葛飾・江戸川」安さだけじゃない意外な魅力 問題視された治安は今や改善

  4. 9

    水前寺清子(2)「私にとって星野哲郎先生は人生の師です」

  5. 10

    岸田元首相も“激怒”! 高市首相の内閣改造めぐる“パワハラ”アンケートに自民党内から非難轟々