(1)「公平な選び方」を模索して誕生した「総選挙」は“一大ビジネス”へと変貌した
「選抜から漏れたメンバーを推すファンからの攻撃が2ちゃんねるにずらりと並び、秋元さんはウンザリしていた。ウザいファンを黙らせるのに何かいい手はないかとひねり出したのが総選挙だった」と話すのは内情を知るフジテレビの関係者だ。
「おニャン子時代、放送作家としての秋元さんは与えられたテーマを具体化する能力にたけていた。どうすればウケるか、本能的にツボを心得ているんです」
賛否両論を生んだ総選挙だったが、おニャン子の失敗を経験済みの秋元はこれをしっかりビジネス「AKB商法」に結びつけていくのである。
09年7月8日、衆院選より2カ月近く早く、運命の投票結果の発表が行われようとしていた。会場の赤坂BLITZには固唾をのんで見守るメンバーとファンたちの姿があった。(敬称略)


















