著者のコラム一覧
鎮目博道テレビプロデューサー、コラムニスト、顔ハメ旅人

テレビプロデューサー、コラムニスト、顔ハメ旅人。テレビ朝日で社会部記者を経て、報道・情報系を中心に番組ディレクター、プロデューサーを務め、ABEMAの立ち上げに参画。2019年8月に独立。近著に『アクセス、登録が劇的に増える!「動画制作」プロの仕掛け52』(日本実業出版社)、『腐ったテレビに誰がした? 「中の人」による検証と考察』(光文社)、メディアリテラシーについての絵本『それウソかもよ? うちゅうじんがやってき た!のまき

放送されないまま眠っている貴重映像が、テレビ局にはどれくらいありますか?

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 僕らが入社した頃には「昔のフィルムを保存のため一生懸命テープにダビングしている」という話でしたが、最近は「昔のテープを保管のため一生懸命デジタルデータに変換している」という状況で、ひょっとすると今後また今のデジタルデータを新しいメディア形式に変換しないと…とかなるかもしれず、いつになったら終わるのだろう? とか考えてしまいますね。

 ニュース取材映像でいいますと、本当に想像以上の量を毎日撮影していますので、保存せずに捨てているものも実は多いんです。全部取っといたら洒落にならない量になってしまいますからね。今度はあとで必要なものを探せなくなっちゃうと思いますよ。

 テープで取材していた頃は、テープは使い回してました。2週間とか1カ月とか経ったところで、責任者が「必要かどうか」を判断して必要なものはアーカイブするのですが、要らないテープは消去して、また新しい撮影に使うわけです。だいたい10回くらいは使い回してましたかね?テープの箱の裏側に何回使ったかが記録されてました。

 ちなみにだいたいのものは一度は放送されてますが、中には「撮ったはいいけどもろもろの理由で使えなくて使用禁止素材になっている」というものもまあまあありましたよ。僕もとある著名人のインタビューとかお蔵入りになったまま死蔵されているものがありますね。

  ◇  ◇  ◇

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