華原朋美 活動休止前に出版したコンドーム付き写真集

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 さらに「朋ちゃん自らがデザインした」という付録のイチゴの香りが付いたコンドーム2個も話題になった。単なるウケ狙いではなく、エイズ撲滅運動に賛同している華原の願いが込められ、「SEXする時はこれ、つけて」の自筆メッセージカードも同封。一時期の迷走状態を脱し、完全に復活モードに突入したという声も聞かれた。

 しかし、華原は心身ともに万全の状態ではなかった。1作目の写真集は半ケツ写真まで撮らせたのに、終了後「何で止めてくれなかったの」と抗議するトラブルも。ひらめきで発言し、気分で行動がコロコロ変わるとも囁かれた。

 06年は3本の舞台に出演したが、12月は体調不良で一部を休演。公演終了直後から華原は休業状態となった。一時、復帰するも07年6月、事務所は「仕事キャンセルが続き、これ以上芸能活動を支えることは不可能」と契約解除。華原は活動休止に追い込まれた。

 復帰を模索していた華原だが、09年に医師から処方された精神安定剤の多量服用で搬送されるなどトラブルが続いた。しかし、閉鎖病棟への入院や、さらに父親とともにフィリピンの福祉施設で支援活動を行うことで自分を取り戻していった。昨年12月、FNS歌謡祭で復帰。今年11月には7年ぶりの単独コンサートも予定されている。

◇2006年3月 3日、第1回ワールド・ベースボール・クラシックが開幕。20日に日本がキューバを破り初代王者に。4日、惑星探査機「パイオニア10号」の運用終了。31日、送金指示メール問題で民主党、前原代表と執行部総退陣。

【連載】プレイバック芸能スキャンダル史

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