石川さゆりさん 恩師の作詞家に尋ねた「天城越え」の背景

公開日: 更新日:

 代表曲は言わずと知れた「津軽海峡・冬景色」「天城越え」。15歳で歌手デビュー、今年で45周年。6月には121枚目のシングル「春夏秋冬」をリリースした歌手の石川さゆりさん(59)。恩人は「肉親のようだった」と語る作詞家の吉岡治さん(享年76)だ。

 ◇  ◇  ◇

 おかげといえば、あちらにもこちらにもおかげさまだらけです。45年の長い間、歌わせていただくのは私ひとりの力ではとてもできなかったとしみじみ感じています。

 そんな中でも100曲を超えて書いていただいたのが吉岡さんです。新曲やアルバムだけではなく、1999年から青山劇場で歌と芝居を融合させた“歌芝居”というステージの作品作りにもご一緒していただき、2007年に文化庁芸術祭大賞をいただきました。

 最初はデビュー3年目の「ちいさな秘密」。当時はまだ10代、本格的に一緒にお仕事をするようになったのは27歳ごろからです。26歳で子供が生まれ、“新装開店”で、ディレクターの方が中心になり、作詞・作曲の先生方とチームになって新しい私のイメージをつくってくださいました。着物で歌うようになったのもこの時から。そして「波止場しぐれ」「大阪つばめ」「夫婦善哉」「滝の白糸」「天城越え」……ずっと吉岡さんが書いてくださいました。

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    安青錦は大関復帰10勝での「休場」に現実味…天敵・大の里に初勝利も素直に喜べない理由

  2. 2

    暫定措置は7月で終了へ…「資格確認書」「マイナ保険証」迫るタイムリミットの対処法

  3. 3

    目黒蓮不在のSnow Man、ラウールが"次期エース"へ台頭か「めめラウ」が与え合う影響

  4. 4

    北陸新幹線の延伸ルート「桂川案」に決定でも難航必至…問題解決の奇策「フリーゲージトレイン」の可能性を考えてみた

  5. 5

    阿部慎之助氏の巨人監督復帰が絶望的なワケ…親会社が断固として許さない暴力行為の重み

  1. 6

    安青錦が丸ごと吐露…相撲との出会い、日本語習得、「腹違いの兄貴」

  2. 7

    ウルトラセブンで主演の森次晃嗣さん「ずっと“モロボシ・ダン”と見られるのが嫌だった…」

  3. 8

    佐々木朗希また抹消…中6日も守れない“ひ弱な怪物”をそれでも全30球団が欲しがったワケ

  4. 9

    「24時間テレビ」放送1カ月前に日テレ局内に流れる微妙な空気…猛暑の中の星野真里マラソンに大逆風

  5. 10

    「働いて×5」では?…支持率急落の高市首相「睡眠不足」「家事多忙」SNSでアピールのトンチンカン