若山耀人容疑者の逮捕でNHKが出演2動画を配信停止措置…テレビ局は子役起用のリスク警戒

公開日: 更新日:

「2019年にもドラマ『ホームレス中学生』に主演した元子役が、特殊詐欺の“受け子”を行い、逮捕されました。子役の起用は、後々このように犯罪を犯すリスクも当然あり、事務所を辞めてしまえばハンドリングも難しい。改めて子役起用リスクの問題点が浮き彫りになった印象です」(ドラマ制作関係者)

 現在放送中の朝ドラ「虎に翼」は、幼少期シーンに子役を使わなかったことで賛否が起きたが、幼少期から晩年を描く大河ドラマでは、さすがに今後も子役を使わないわけにはいかないだろう。

「子役でも作品の価値を下げる犯罪を犯した際は、賠償金を払うことを前提とした誓約書などを提出してもらうなど、今後テレビ局は子役起用のリスク回避策を考える必要が出てきたのではないでしょうか」(同)

 子役が成人してから問題を起こすことまで想像して起用するのは至難の業だが、今後、テレビ局や制作会社は、子役起用のリスクにも頭を悩ますことになりそうだ。

■関連キーワード

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    阪神・梅野がFA流出危機!チーム内外で波紋呼ぶ起用法…優勝M点灯も“蟻の一穴”になりかねないモチベーション低下

  2. 2

    梅野隆太郎は崖っぷち…阪神顧問・岡田彰布氏が指摘した「坂本誠志郎で捕手一本化」の裏側

  3. 3

    国民民主党「選挙違反疑惑」女性議員“首切り”カウントダウン…玉木代表ようやく「厳正処分」言及

  4. 4

    阪神に「ポスティングで戦力外」の好循環…藤浪晋太郎&青柳晃洋が他球団流出も波風立たず

  5. 5

    本命は今田美桜、小芝風花、芳根京子でも「ウラ本命」「大穴」は…“清純派女優”戦線の意外な未来予想図

  1. 6

    巨人・戸郷翔征は「新妻」が不振の原因だった? FA加入の甲斐拓也と“別れて”から2連勝

  2. 7

    時効だから言うが…巨人は俺への「必ず1、2位で指名する」の“確約”を反故にした

  3. 8

    石破首相続投の“切り札”か…自民森山幹事長の後任に「小泉進次郎」説が急浮上

  4. 9

    今田美桜「あんぱん」44歳遅咲き俳優の“執事系秘書”にキュン続出! “にゃーにゃーイケオジ”退場にはロスの声も…

  5. 10

    参政党のSNS炎上で注目「ジャンボタニシ」の被害拡大中…温暖化で生息域拡大、防除ノウハウない生産者に大打撃