ネットバンク不正送金 銀行は全額補償してくれるのか?

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 インターネットバンキング利用者の口座から預貯金が勝手に別口座へ送金される被害が急拡大している。警察庁によると、今年は5月9日までの被害額が14億1700万円で、昨年1年間の14億600万円をすでに上回っている。
 11年から統計を始めた被害額は、11年は3億800万円、12年は4800万円だったが昨年から急拡大。今年はその昨年をすでに超え、現在も被害は増え続けているという。5月9日までに確認された不正送金は873件で、鳥取を除く、46都道府県で被害が確認されている。

 ゾッとするのは被害の内訳だ。法人は昨年の4%から12%に急増。被害額も9800万円から4億8000万円と拡大したが、残りの88%、約10億円は個人の預金なのである。被害に遭った場合、その補償はどうなるのか。

 全銀協の取り決めでは、インターネットバンクによる損害について<不正な払い戻しが発生した際に、銀行無過失の場合でもお客さまに過失がないときは銀行が原則補償する>と定めている。裏を返すと、個人に過失があれば、補償してくれないように読める。<IPやパスワードを他人にさとられないようしっかり管理を行うことが必要。これら管理上の過失または重大な過失がある場合は補償額が75%となったり、補償が受けられない場合もある>とも書かれている。何をもって、個人の過失になるのか。

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