東京23区にクマが出没する日は来るのか? 都の6市町村でハンターによる初の巡回を実施

公開日: 更新日:

 12月に入り、各地で初雪を観測したというのに、「冬眠しないクマ」の異常出没が続いている。

 東京都でもツキノワグマの目撃情報が相次いでいることから、先月28日、ハンターによる巡回を始めた。

 対象エリアは八王子市、青梅市、あきる野市、奥多摩町、日の出町、檜原村の6市町村。「人の日常生活圏」の中で特に目撃情報が多い地域を対象に行っている。猟銃を携行した東京都猟友会のハンターが3人1組で巡回。クマが冬眠に入り、出没が減少すると想定される年末まで実施する。

■奥多摩でも8月に人身被害

 なぜ、このタイミングなのか。

 東京都自然環境部野生生物担当課長がこう説明する。

「8月にも奥多摩で渓流釣りの男性がクマに襲われる人身被害がありました。人身被害を未然に防ぎ、住民や観光客の安全や安心を確保するのが目的です。例年ならこの時期、目撃情報が減るのですが、温暖化の影響なのか、12月になっても出没が続いたので、実施を決めました。都では初めてです。都のツキノワグマ目撃情報『TOKYOくまっぷ』で出没状況を確認し、その周辺をパトロールします。基本的には爆竹による追い払いですが、居座ったり、建物に侵入し膠着状態になった場合は緊急銃猟に移行することも想定しています」

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