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貴重な縁日に <新井薬師>

「縁日」は、廃れつつある文化なのかもしれない。テキ屋さんに聞いた話を、友人が披露してくれた。

「外商組合がレギュラーとして呼ばれていく縁日で、月何回か定期的に行われているところは、都内でもう数カ所しかないらしい。代表的なのは巣鴨。後は新井薬師かな」

 友人は「だから、今のうちに縁日に行った方がいい」と主張する。毎月8が付く日に縁日が行われている新井薬師に行ってみた。

 中野から歩いて15分ほどの薬師あいロード商店街。ここは目の神様である通称「お薬師様」の参道で、買ったものはすべて「薬師みやげ」になるそうだ。

 たしかに縁日はやっていたが、なんとも寂しいものよ。屋台は3店しか出ておらず、そのうち1店は店じまい中。

「日によっては境内にずらりと屋台が並ぶ」と屋台の方。でも、友人の「最近は近隣からの苦情で縁日も縮小気味らしいよ」という言葉をチラリと思い出す。いやいや、夕方だからの閑散ぶりだと思いたい。

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