大分南部で震度5…「南海トラフ地震」との関連を専門家指摘

公開日: 更新日:

 南海トラフ地震の原因とされるフィリピン海プレートは確実に動きだしている。そこで気になるのが、「中央構造線断層帯」だ。元前橋工科大教授の濱嶌良吉氏(地殻変動解析学)によると、フィリピン海プレートの最先端部の真上に位置するのが同構造線である。

「13年の淡路島地震の震源地は、関東から九州にかけて存在する活断層・断層の集合体『中央構造線断層帯』の構造線上にありました。ここ数年、この構造線上で内陸地震が連動して起きています。昨年の御嶽山の噴火も同構造線の異常のひとつと考えます」

 今年4月以降、桜島の噴火が急増。5月に口永良部島が大噴火したのもこの影響だ。不気味な動きが続いている。

最新のライフ記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    ドジャース佐々木朗希に向けられる“疑いの目”…逃げ癖ついたロッテ時代はチーム内で信頼されず

  2. 2

    ドジャース佐々木朗希の離脱は「オオカミ少年」の自業自得…ロッテ時代から繰り返した悪癖のツケ

  3. 3

    備蓄米報道でも連日登場…スーパー「アキダイ」はなぜテレビ局から重宝される?

  4. 4

    上白石萌音・萌歌姉妹が鹿児島から上京して高校受験した実践学園の偏差値 大学はそれぞれ別へ

  5. 5

    “名門小学校”から渋幕に進んだ秀才・田中圭が東大受験をしなかったワケ 教育熱心な母の影響

  1. 6

    大阪万博“唯一の目玉”水上ショーもはや再開不能…レジオネラ菌が指針値の20倍から約50倍に!

  2. 7

    今秋ドラフト候補が女子中学生への性犯罪容疑で逮捕…プロ、アマ球界への小さくない波紋

  3. 8

    星野源「ガッキーとの夜の幸せタイム」告白で注目される“デマ騒動”&体調不良説との「因果関係」

  4. 9

    女子学院から東大文Ⅲに進んだ膳場貴子が“進振り”で医学部を目指したナゾ

  5. 10

    “貧弱”佐々木朗希は今季絶望まである…右肩痛は原因不明でお手上げ、引退に追い込まれるケースも