大分南部で震度5…「南海トラフ地震」との関連を専門家指摘

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 南海トラフ地震の原因とされるフィリピン海プレートは確実に動きだしている。そこで気になるのが、「中央構造線断層帯」だ。元前橋工科大教授の濱嶌良吉氏(地殻変動解析学)によると、フィリピン海プレートの最先端部の真上に位置するのが同構造線である。

「13年の淡路島地震の震源地は、関東から九州にかけて存在する活断層・断層の集合体『中央構造線断層帯』の構造線上にありました。ここ数年、この構造線上で内陸地震が連動して起きています。昨年の御嶽山の噴火も同構造線の異常のひとつと考えます」

 今年4月以降、桜島の噴火が急増。5月に口永良部島が大噴火したのもこの影響だ。不気味な動きが続いている。

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