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正月を知らない貧困女子も 壮絶な年越し支援団体代表語る

 年が明けて2週間が過ぎ、正月ムードは薄れつつある。しかし、雅な雰囲気とは無縁の新年を迎えた人もいる。貧困女子だ。年越し派遣村など、貧困に苦しむ非正規社員がクローズアップされたことはあるが、女性はどうなのか。貧困で苦しむ若者に無料で学習支援を行う「慈有塾」の高木実有代表が言う。

「手持ちの全財産が5000円で、新幹線には乗れず、140円の初乗り切符でJRに乗り、そのまま普通電車を乗り継いで東京から東海地方まで帰った20代の女子もいます」

 地元の駅についたら、無人改札をすり抜けるのだ。単身女性は、3割が年間の可処分所得が112万円未満。毎日の生活にアップアップで、何とか年越しの場所を確保しようとキセルをしてまで帰省する。そんな彼女たちは、“正月”を知らずに育っているという。

「おせち料理を見たことがない、お餅も食べたことがない、というケースもあります。家族で食卓を囲んでお正月を過ごした経験がない若者が少なくありません。子どもの頃から貧困下にあり、そこから抜け出せず、親から子に貧困が受け継がれてしまうのです」

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